2024年10月27日15:35
京王電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは、2024年11月6日から京王電鉄の全駅において、「タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等」および「QRコード」を活用した乗車サービスの実証実験を開始すると発表した。
なお、対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardについては、別途追加予定だ。
鉄道をはじめとする公共交通利用において、多様化したライフスタイルとニーズに対応し、京王沿線に住む人に加え、観光地として人気の高い高尾山や京王沿線のレジャー施設などへ訪れる国内外の利用者に、新たな乗車サービスを提供することを目的としている。2024年3月から、タッチ決済対応のカードや、同カードが設定されたスマートフォン等を活用したタッチ決済及びQRコードを活用した乗車サービスの実証実験を、一部の駅および京王グループの高尾登山電鉄で運行しているケーブルカー・リフトにて実施してきた。このほど、京王電鉄全駅へ実証実験を拡大し、カードやスマートフォンでより便利に移動できる多様な乗車サービスの提供による顧客利便性向上を目指す。
なお、「TAMa-GO Eチケットサイト」において、すでに販売中の「デジタル高尾山きっぷ」に加え、「京王線・井の頭線一日乗車券」を発売する。発売開始日時は、2024年11月6日10時からを予定している。同チケット購入後、スマートフォンに表示されたQRコードを対象改札機の専用リーダにかざすことで利用できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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