LetroでW2 UnifiedとW2 RepeatのAPI連携によりUGC生成を自動化(アライドアーキテクツ)

2024年1月10日20:53

アライドアーキテクツでSaaS事業を展開するプロダクトカンパニーが提供するCVR最適化プラットフォーム「Letro(レトロ)」は、OMO/オムニチャネル対応ECプラットフォーム「W2 Unified」とD2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」とAPI連携を行ったと発表した。

「W2 Unified」と「W2 Repeat」がAPI連携(アライドアーキテクツ)

Letroがこれまでに支援したEC事業社での実績からも、ECサイトにおいてUGCを活用することで購入率、転換率が大いに向上することが明らかになっているそうだ。しかしながら、①インフルエンサーなどへの投稿依頼といった単発施策でしかUGC生成ができず、継続的にUGCが生成される仕組みを構築できない、②複数の商品がある場合、UGCがある商品とない商品が存在するため、すべての商品でバランスよく同じ取り組みができない、③ROIを計測する基盤がないため、手間のかかる施策に対して投資判断ができない、といった課題がある。

また、UGC施策の成果向上を実現するモデル「運用型UGC」を実施するためには、ターゲットに応じた訴求のUGCを出し分けることが必要とされているが、持ち合わせるUGCは単一訴求のものばかりであることから運用型UGCに挑戦することができないという課題を抱える企業も存在した。

これらの課題を解決し、EC事業におけるUGCの活用を推進するため、導入数750社を超えるOMO/オムニチャネル対応のECプラットフォームW2 Unifiedと、1,000を超える機能や決済種別など、リピート通販で売上を上げる機能を搭載するW2 RepeatとのAPI連携を行い、購入者に対してUGCの投稿を促すフローを自動化するサービスを提供する。

これにより、API連携によってW2 UnifiedとW2 Repeat内で保有する自社の顧客データが活用できるようになり、購入者に対してUGC投稿を促すフローを自動化することが可能になった。具体的には、商品やサービス購入のタイミングでUGCの投稿を促すメッセージが送信されることで、購入回数に応じて継続的にUGCが生成される機会を創出。生成されたUGCの収集までを自動化することができるという。

また、メッセージの内容や送信タイミングはカスタムできるため、UGCの投稿テーマを柔軟にコントロールしたり、購入初期や購入後数か月後など生成したいUGCに合わせてメッセージの自動送信タイミングを設定することができる。これにより、バリエーションに富んだUGCを生成することができ、訴求・SKU・展開チャネル毎にUGCを出し分けることが可能となるそうだ。

さらに、収集されたUGCはLetroに同期され、サイト上への表示から最適化まで行えることから、成果ポイントが可視化でき、結果的にROIの計測が可能だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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