ペイクラウドホールディングス株式会社、キャッシュレスとデジタルサイネージで店舗を支援 リテールマーケティング・プラットフォーム戦略を加速!

2024年3月6日8:00

 

アララは、2024年の3月1日に持株会社体制に移行し、社名を「ペイクラウドホールディングス」に変更した。同時に、デジタルサイネージ関連事業を行うクラウドポイントを持株会社の傘下に経営統合した。店舗を支援する「決済×マーケティング」を軸に各種サービスを掛け合わせ、グローバルに展開・拡大することを目指す。(決済・金融・流通サービスの強化書2024【PR】)

ペイクラウドホールディングス 代表取締役副会長 岩井陽介氏

「キャッシュレス×デジタルサイネージ」で、
リテールマーケティングを支援

持株会社であるペイクラウドホールディングスは、キャッシュレスサービス事業を展開するバリューデザイン、メッセージングサービスを始めとするソリューション事業を展開するアララ、そしてデジタルサイネージ関連事業を手掛けるクラウドポイントを傘下に持つ。

ペイクラウドホールディングス 代表取締役副会長 岩井陽介氏は「デジタルサイネージのリーディングカンパニーの一社で、企画プランニングから配信管理や保守・メンテナンスに至るまでワンストップで提供できるクラウドポイントを仲間に加えることで、リテールマーケティングや店舗DXの分野での取り組みを強化していきます。今後は、ペイクラウドグループとして、さらなる成長を目指します」と決意を表明する。

組織体制 ペイクラウドホールディングス(2024年3月~)

「独自Pay」のリーディングカンパニーとして
導入店舗の成長をサポート

現在、グループ傘下の株式会社バリューデザインが提供するキャッシュレスサービス事業での取扱高は1兆2,000億円を突破している。「100万店舗以上の利用可能店を擁する大手QRコード決済事業者などに比べ、導入店舗数は約12万社と少ないですが、各店舗の独自のマーケティング施策により、店舗の売上高に対して決済額が占める割合(=関与率)が圧倒的に高いのも注目すべき点です」と岩井氏は強みを述べる。「顧客が商品を購入する前にカードやアプリへ現金をチャージして利用するプリペイド式が主であるため、店舗は前受金として現金を受け取れ、資金繰りが楽になるというメリットがあります。また、販促機能を活用し、キャンペーンを実施することで、顧客の再来店を促すことができるのも特徴です」と続ける。

さらに、NTTドコモが運営する決済プラットフォーム「iD」と連携し、チャージしたハウス電子マネーを「iD」加盟店でも使えるサービスの展開や、クレジットカード決済の包括契約サービスなども進めており、店舗にとっての利点が増えるとともに、消費者の利便性が飛躍的に向上するだろう。

「マーケティング事業」においては、2023年にデジタルマーケティング事業を展開するCARTA HOLDINGSと資本業務提携を行っている。ここにリテールメディアとして活用が進むデジタルサイネージのクラウドポイントが加わることとなる。

独自Pay 決済×マーケティング

店内での販売促進、メニューボード表示など
店舗に合わせたデジタルサイネージ活用が可能に

ペイクラウドグループに加わったクラウドポイントは、クラウド型サイネージを中心に、飲食チェーン店、ショッピングセンター、コンビニなど全国2万か所の提供実績を持つ。

全国2万か所の提供実績を持つクラウド型サイネージ
※写真:クラウドポイント事例より

岩井氏は「海外の大都市では、デジタルサイネージの活用が進んでいます。パネルの価格が安価になり、店舗や交通広告などさまざまな場所で設置されるようになっています。日本でも、デジタルサイネージに対する需要は、今後ますます高まっていくと考えています。紙のポスターを貼って、剥がしてという作業は人手がかかりますが、サイネージは1回設置すれば、どのような動画や静止画を配信するかを管理しやすく、店舗ごと、場所ごとに違うコンテンツを配信できるなど、柔軟性にも優れています」と説明する。少子高齢化が進む中、人手不足対策としての需要も高まりそうだ。

グループが拡大したことで、商品・サービスのラインナップは豊富になった。キャッシュレス決済サービスを導入する顧客に対し、決済システムとサイネージの連携による新たなサービスの展開も視野に入れる。岩井氏は「この商品を買えば特典が付与されるといった店内告知や、タイムサービスの価格を紹介するなどダイナミックプライシングの実現についても提案できます。店舗のプロモーションと決済を絡めたリテールマーケティングのアプローチに挑戦したいです」と語る。

ペイクラウドグループは、消費者と店舗(企業)を繋ぐさまざまな連結点を持つ企業グループを目指している。岩井氏は「店頭ではビジュアルで訴求するデジタルサイネージ、店外ではメールやメッセージを使ってさまざまな人とコミュニケーションできる機会を作り、消費者が店舗で買い物をし、料金を支払うところまでを一貫して提供することで、消費者と店舗の結びつきをより強固にできるサービスを展開していきたいです」と意欲を示している。

問い合わせ先
ペイクラウドホールディングス株式会社
TEL:03-5414-3666
https://www.paycloud.inc/

 

 

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