2024年3月12日19:38
ルミーズは、新たな開発・物流拠点「aegise Technical Center Komoro(イージャイズテクニカルセンターコモロ)」(長野県小諸市)が、2024年3月12日に始動したと発表した。
同施設は、次世代決済における研究、開発拠点と、高い安全性と効率性を兼ね備えた端末出荷センターという2つの重要な役割を持ち合わせている。端末出荷センターは、決済端末の暗号化・復号化における国際的なセキュリティ基準であるPCI P2PE コンポーネントを取得しており、高度な専門知識と厳格な手順が必要となる決済端末のキッティング(キーインジェクション、在庫管理、出荷・配送管理など)の一連の流れを大規模に受託することが可能だ。
また、同施設では、今後5カ年計画で新規常勤雇用として50名の採用を目指しており、地域内の新規雇用創出への貢献が期待されている。
さらに地元教育機関の卒業生やU、I、Jターン採用によるIT人材の誘致と育成にも取り組み、地域活性化に貢献していくそうだ。
ルミーズは、2001年よりクレジットカード決済サービスを提供開始し、以降決済手段を拡充しながらEC決済サービス、実店舗向け決済サービス、コールセンター向け決済サービス、自動精算機向け決済サービスへと事業領域を広げ、現在では対面・非対面双方に対応した決済センターを運営している。近年、デジタル技術の革新にともなう決済手段の多様化や、キャッシュレス決済の普及により、決済ニーズは複雑化している。
ルミーズはさらなる事業拡大を推進するため、同施設を「次世代決済ネットワーク基盤aegise2.0」の開発拠点および決済端末の安全性を支えるフルフィルメントセンターとして新設し、新たなビジネスチャンスの創出・拡大を目指す。