2024年10月15日12:41
和晃(長野県坂城町)、クレディセゾン、ルミーズ(長野県小諸市)は、松本地域内の路線バス「ぐるっとまつもとバス」においてタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、カードを設定したスマートフォン等で乗車・降車できるサービスを2024年10月15日より順次提供開始すると発表した。対応カードブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverとなる。
なお、11月中には「ぐるっとまつもとバス」の全路線でタッチ決済による乗車サービスが可能となる予定だ。
同サービスは、ABTシステムを開発する和晃にルミーズの決済サービス「aegise2.0 Transit Gateway」を導入し、「ぐるっとまつもとバス」で運用がスタートするものでだ。松本市では交通キャッシュレス決済の運用を進めており、2023年11月からQRコードによるキャッシュレス決済アプリ「TicketQR」を使った乗車サービスを導入してきた。
今回、タッチ決済に対応することでキャッシュレス決済機能を強化し、路線バス利用者の利便性向上とバス事業者の生産性向上・事務効率化を目指している。
同サービスにおいて、クレディセゾンはタッチ決済導入の支援を行い、インバウンド観光客を含む国内移動における利便性の向上に努める。ルミーズは、今後もこうした関係事業者と積極的に連携し、利便性の高い安全な決済機能の提供を通じて、付加価値の高いサービス実現に貢献していきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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