2024年6月20日7:30
アメリカン・エキスプレスは、中小店舗経営者やショップオーナー支援を目的に、米国をはじめさまざまな国で展開している「SHOP SMALL」の取り組みを、2024年も実施する。日本独自のプログラムとして、多様性に配慮した店舗づくりに取り組みたいショップオーナーの挑戦に対して総額2,000万円の資金をサポートする「 RISE with SHOP SMALL 2024」と、アメリカン・エキスプレスの加盟店である地域のスモールショップオーナーに対して全国4都市でマルシェ出店をサポートする「 SHOP SMALLマルシェ 2024」を今年の主な取り組みとして展開する。それぞれのプログラムに対する参加募集は、2024年6月19日より開始した。
「SHOP SMALL」は、米国の金融危機を受け、アメリカン・エキスプレスが2010年に米国で始めた、加盟店、行政、NPO、企業が連携し地域コミュニティの中小ビジネスを支援し、経済の活性化を促す取り組みだ。日本においては、2017年に横浜でスタートし、翌年から全国に拡大し実施している。また、日本独自の取り組みとして2022年に「RISE with SHOP SMALL」を、2023年は「SHOP SMALLマルシェ」をそれぞれ立ち上げたのち、継続して実施している。
2022年に開始した「RISE with SHOP SMALL」は、ビジネスを活性化し、地域や街、コミュニティの魅力づくりに貢献したい中小店舗経営者やショップオーナーの挑戦を応援するプログラムだ。過去には女性ショップオーナーの支援や、多様性に配慮したお店づくりの支援を行ってきた。3年目となる今年は、昨年に続き”ALWAYS WELCOME”をテーマとし、性別や年齢、障がいの有無、人種や国籍、言語、LGBTQ+など、さまざまなダイバーシティ(多様性)に配慮したお店づくりを応援する。1店舗に最大500万円(総額2,000万円)の支援を提供する。また、昨今日本各地に訪れるさまざまな文化背景を持った訪日外国人観光客の増加を踏まえ、そうしたインバウンドへの対応をサポートする「特別賞」を設ける。
「SHOP SMALLマルシェ」は、アメリカン・エキスプレス加盟店である地域のショップオーナーに対してマルシェに出店するための準備や費用を支援し、お店とその地域の魅力をお客様に届けることをサポートするプログラムだ。昨年9月に東京の恵比寿ガーデンプレイスで初めて開催し、全国から37店舗が出店し2日間で1万人以上が来場した。今年はより多くの人にお店の魅力をお届けすることを目指して、昨年開催した東京に加え、福岡、大阪、名古屋も含めた4都市で開催する。参加加盟店に対して、出店費用や販売ブースを提供することで、さまざまな顧客と出会いや店舗の魅力を届けるサポートをするそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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