2011年5月30日13:31
千葉市とイオンは、2011年5月27日、包括提携協定の締結に合意したと発表した。今回の協定の目的は、千葉市とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し千葉市の一層の活性化と市民サービスの向上に協働して取り組むこととなっている。
同協定により、千葉市とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や企業立地支援、地産地消、千葉市産品の販路拡大、商業・観光振興など13項目について両者で協力して、さまざまな取り組みを進めるという。なお、イオンが自治体と包括提携を締結するのは全国で18例目、政令指定都市では千葉市が初となる。
同提携の取り組みの第一弾として、2011年7月7日に「ちば風太WAON」の発行を開始する。イオンは、全国各地でWAONを活用し地域の商業や観光等の活性化に取り組んでおり、同カードが36枚目となる。同カードが、全国約11万1,000箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから、千葉市の「緑と水辺の基金」に寄付することで、子育て世代が家族で楽しめる動物公園や緑と水辺の魅力あるまちづくりに役立ててもらう。
ちば風太WAONは、1都6県のイオンやマックスバリュ約100店舗で販売をスタート。初年度3万枚の販売を目標としている。