2024年9月19日7:30
オリエントコーポレーション(オリコ)は、大光銀行(新潟県長岡市)と提携し、空き家問題の原因の1つである「空き家購入希望者の資金問題」の解消を目的に、ワイドライフローン・リフォームプランを活用した空き家ローンの取り扱いを2024年9月18日より開始した。
同ローンは、全国560超の地域金融機関と提携するオリコと、空き家所有者・地域・事業者・自治体をつなぐプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用が商品化した「アキカツローン」を基に組成した。
大光銀行が本店を置く新潟県は、7月に佐渡島の金山がユネスコ世界文化遺産に登録されるなど注目を集めている地域の1つだ。一方、空き家の数は年々増加しており、同ローンを通じて移住やセカンドハウス利用などにつなげることで、自治体の課題解決をサポートする。
昨今の「空き家問題」の発生要因の1つとして、新築してから時間が経過した空き家には住宅ローンなどが適用されづらいという問題があるなか、同ローンは空き家の購入資金に加えてリフォーム資金など、空き家に係わる幅広い資金ニーズに利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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