2024年11月15日23:34
大日本印刷(DNP)がトゥ・ディファクト等と共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は香川県高松市に本拠を置き、全国に200店舗以上の書店を展開する日本最大の書店チェーン「宮脇書店」との協業を開始すると発表した。
hontoではこれまでも電子・通販・店舗のハイブリッドサービスを提供してきており、3チャネルを通した購買行動をもとにしたマーケティングによる来店促進を行ってきた。今回、宮脇書店との協業を推進することで書店業界への貢献ができると考えているそうだ。
協業第一弾として、2024年11月より「honto新規入会促進キャンペーン」を展開する。宮脇書店157店、明林堂書店54店、合計211店の店頭にて、ポスターの掲載と栞(しおり)の配布を行い、hontoへの入会、または電子書籍を購入してもらうことで、hontoでも宮脇書店でも利用可能な「図書カードNEXTネットギフト」を抽選でプレゼントし、相互送客を進める。
hontoが持つマーケティングデータを活用したDX推進を計画しており、これまで個別にアプローチすることができなかった顧客に対して、購買行動データに基づいた関心の高いジャンルの書籍情報や、リアル書店・電子書籍ストア双方のキャンペーン情報の発信等を予定している。
hontoの知見を宮脇書店と共に活用、補完し合うことで協業の幅を広げていき、生活者と本との接点を増やしていくことで、書店業界全体の活性化を図っていきたいと考えている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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