タッチ決済による乗車サービス展開、2027年3月に全駅整備へ(西武鉄道)

2024年11月29日7:40

西武鉄道、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンなどを活用した乗車サービスの実証実験を、2024年12月16日より西武鉄道のターミナル駅、観光地周辺の21駅にて開始すると発表した。

自動改札機のイメージ(西武鉄道)

なお、タッチ決済対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardについては、順次追加予定だ。

西武鉄道では、顧客利便性向上や、シームレスな移動・暮らし、スマートな事業運営を実現するDX施策の一環として、タッチ決済乗車の導入や、「QRコード」を使用したデジタル企画乗車券(QR企画乗車券)の発売などに取り組んでいる。

今後の予定として、2026年3月に西武線内の約50駅にタッチ決済乗車、QR企画乗車券の利用を拡大し、2027年3月には全駅への導入を見込む(小竹向原駅を除く91駅)。各種施策の推進により、中期的には磁気乗車券を順次廃止するそうだ。

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