2024年12月3日7:00
ライフカードは、このほど英国の非営利団体「Internet Watch Foundation(IWF)」に入会したと発表した。
IWF は、インターネット上の児童性的虐待コンテンツに関する報告を受け付け、その削除を推進する活動をグローバルに展開する団体で、200社以上の国際的な企業が参加している。
近年、電子商取引市場規模は世界的に拡大しており、2023年の日本国内の市場規模は、24.8兆円(前年22.7兆円、前々年20.7兆円、前年比9.23%増)になっている。
市場規模の拡大に比例し、インターネット上でのクレジットカード決済の取引も増加している。日本国内ではアニメやマンガといった日本独自の文化を背景に、多様な商材が国内外で取引され、その魅力が広がりを見せているという。一方で、国際的な基準に照らした場合、特定の商材が誤解を生む可能性が指摘されています。
ライフカードは、IWFから提供される情報を活用し、同社が取り扱うEC加盟店における取扱商品・サービスについて適切な対応を支援しているそうだ。具体的には、サイト上のコンテンツを定期的に確認し、必要に応じて改善をしてもらうことで、グローバル基準を満たす安全な取引環境の維持を目指す。これにより、加盟店が安心してビジネスを継続できる環境を整えるとともに、日本のアニメやマンガなどの文化を世界に広める支援を行うそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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