2024年12月23日7:58
アントインターナショナルが運営するグローバル・クロスボーダー電子決済およびマーケティングソリューションAlipay+(アリペイプラス)は、日本を含む旅行先における加盟店ネットワークの拡大を発表した。また、Alipay+の提携Eウォレットのユーザー向けに複数の限定割引キャンペーンも展開している。
主要なスーパーアプリと連携
Alipay+は現在、66カ国・地域にわたる約9,000万の加盟店と接続し、35のモバイル決済パートナーを通じて、旅行者にサービスを提供している。クロスボーダー電子決済に加え、Alipay+はアプリ内で旅先マーケティングやデジタルライフスタイルサービスを提供するプラットフォームへと進化しているという。これにより、加盟店が消費者と直接的かつ多様な形でつながることが可能となっています。旅先マーケティングプラットフォーム「A+ Rewards」は、マレーシアのTouch 'n Go、タイのTrueMoney、フィリピンのGCash、韓国のKakao Payを含む10以上の主要なスーパーアプリと連携しているそうだ。
2024年には旅行需要が大幅に回復している。世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の予測によれば、2024年の観光業界はすべての指標で過去最高を記録し、海外旅行支出は前年比33%も増加すると予測されている。また、海外旅行中に、Alipay+の提携Eウォレットを使用する旅行者も2023年と比べて2024年の1月から9月で3倍に増加したそうだ。
インバウンド旅行者は、これまで以上にローカルな体験を重視し、それに伴う支出が増える傾向にあるという。Alipay+の提携Eウォレットを通じた飲食店での支出は80%増加し、観光地では50%、さらにライドシェア、タクシー、電車などの交通手段では120%の増加が見られた。
さらに、決済ネットワークの拡大に加え、Alipay+は世界中の主要な観光地で提携Eウォレットユーザー限定のプロモーションを導入している。パートナー各社と密接に協力しながら、旅行者に多彩な特典を提供し、旅行体験の向上につなげているそうだ。
日本は接続加盟店が300万突破
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。