2024年12月24日7:56
ネットスターズは、カンボジア主要商業銀行であるアクレダ銀行に提供しているマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を通じて、カンボジアの到着時ビザ料金の支払いに、テンセント社提供のWeChat Payが利用できるようになったと発表した。
これによりカンボジアの国際空港で中国人観光客が到着時にビザ申請を行う場合、WeChat Payを利用してビザ料金を支払うことができるようになる。また、国際空港のカウンターで紙のビザ申請書を記入した旅行者も、アクレダ銀行のデジタル決済サービスやPOS端末を利用し、QRコードのスキャンやカードのタッチを通じてVisa、Mastercard、銀聯カード、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバー、アメリカン・エキスプレス、ACLEDAカード、CSS、WeChat Pay、GLN、KHQR Bakong、Bakong Touristsなどによる支払いができる。
2024年12月19日、カンボジア内務省は、アクレダ銀行の電子決済サービスおよびPOS端末を活用した電子ビザ到着時料金収集サービスを正式に開始した。同サービスは、カンボジア王国への旅行者や投資家を惹きつけるための施策として、内務省移民総局が関連省庁と協力して開発したもので、世界の技術発展に対応し、王国政府が掲げる「ペンタゴン戦略」に基づいていたものだ。同取り組みは、カンボジアのフン・マネット首相の指導と長期的なビジョンのもとで実現した。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。