2025年4月30日8:47
アイティフォーは、ながの東急百貨店の基幹システム刷新プロジェクトにおいて、同社の百貨店向け基幹システム「RITS(リッツ)」および決済システム「iRITSpay(アイリッツペイ)」が本稼働したと発表した。老朽化したシステムの刷新による業務効率化、顧客サービス向上、そして将来的な事業拡大への柔軟な対応を目指すという。
「RITS」は、これまでに全国13社の百貨店で採用されている基幹システムであり、企業のニーズに合わせて必要なモジュールを選択可能な点が特長だという。今回は商品管理、販売管理(POS)、および顧客管理の各モジュールが採用された。また、「iRITSpay」はPOSシステムとの連携実績が豊富で、コード決済やクレジットカード決済など多様な決済手段に1台で対応しているという。
今回の「RITS」導入により、ながの東急百貨店様では老朽化したシステムからの移行により、運用コストの大幅な削減が見込まれるという。また、百貨店パッケージのシステム導入と、パッケージに合わせた業務プロセスの最適化により、従業員の負担軽減と業務効率の向上が期待される。
さらに、従来は複数の決済端末が必要だったところ、iRITSpay一台でさまざまな決済手段に対応できるため、レジ業務の効率化と省スペース化が図れるとしている。
加えて、将来的なスマートフォンアプリ構築や新たなサービス展開など、事業拡大に向けた新規投資への迅速な対応が可能となり、コスト効率の高いシステム運用が実現可能だという。
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ペイメントナビ編集部
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