2025年5月15日10:45
ICOCAチャージやデジタル給与等の展開も視野に
JR西日本は、資金決済に関する法律に定める第二種資金移動業者に国内鉄道事業者として初めて登録され、新たな決済サービス「Wesmo!(ウェスモ)」が2025年5月28日よりサービスを開始すると発表した。

Wesmo! のブランドコンセプトは「Moving is Value.」となる。Wesmo!は、ICOCA、J-WESTカードに次いで、WESTERポイントやデータを活用し、人・お店・企業がつながり、生活を豊かにして、商売の資金繰りも支え、地域も活性化する、地域に根ざした頼れる決済サービスを目指すという。
JR西日本では、Wesmo! を通じて、日常生活の買い物や食事をする、電車に乗って移動する、といった動きを活性化させ、“楽しい”、“また行きたい”と感じ、人が動き、経済も動くといった価値があるものに変えていくことを目指すという。
Wesmo!
Wesmo!は支払いのたびにキャラクターが動き回るという。オリジナルフォントによって世界観を細部まで表現しているそうだ。
また、支払いの瞬間やポイント利用時も、スワイプやタップといった操作を盛り込み、アプリを動かす楽しさを演出しているという。
利用者は、JR西日本グループの商業施設をはじめWesmo!マークがある店舗、また、コンビニエンスストアなどSmart Codeマークがある全国160万か所以上などで利用できる。利用可能店舗は順次日本中に拡大予定だという。
利用料金は初期費用と固定費用が無料、決済手数料は1.9%(税別)となる。決済売上金は最短翌日に加盟店のアカウントで精算する。また、Wesmo!残高は取引先などに送金可能だ。さらに、Wesmo!残高で従業員への給与払いにも対応する。
ポイント付与では、最大4.5%のWESTERポイント(基本)を還元する。「J-WESTゴールドカード」の場合は3%、Wesmo!支払いで0.5%、WESTERポイントやWESPO提示で1%の還元だ。
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