2025年6月25日8:04
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、2025年6月24日から、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」に、新たな決済手段としてBNPLサービス「アトカラ」を追加した。
「アトカラ」は、三井住友カードと、GMO-PGおよび連結会社であるGMOペイメントサービス(GMO-PS)の3社が共同で提供するBNPLサービスだ。
「PGマルチペイメントサービス」ではこれまでも後払い型の決済手段を提供してきたが、分割払いに対応した「アトカラ」が加わることでその選択肢がさらに充実するという。
「アトカラ」は、クレジットカードを保持しない購入者も利用可能で、最大36回・50万円までの分割払いに対応する。また、紙の請求書を使用せず、アプリや専用WEBサイトを介して利用から請求まで完了できるWEB完結型だ。さらに、Vポイントと連携しており、支払い時にVポイントを1ポイント=1円分として利用可能だ。
「PGマルチペイメントサービス」は、統一されたAPI設計に基づく「OpenAPIタイプ」の接続方式を提供しており、決済手段追加のコストを従来の10分の1で柔軟に導入できるそうだ。導入後は、すべての決済手段を共通の管理画面で一元的に管理できるほか、入金処理もまとめて行える。「アトカラ」も同仕組みに対応しており、他の決済手段と同様に効率的かつ統一的な運用が実現するという。また、リダイレクト型の接続方式「リンクタイプPlus」でも提供する。今回の「アトカラ」追加により、事業者における消費者の幅広い支払いニーズへの対応を可能にする。
GMO-PGではこれまで「PGマルチペイメントサービス」を通じて、多様な決済手段の提供と導入・運用支援に取り組んできたそうだ。今回追加される「アトカラ」は、支払いのタイミングや方法に対する購入者の選択肢を広げるものであり、さらなる利便性の向上が見込まれる。特に、クレジットカード決済を利用しない層や、支払いタイミングに柔軟さを求める層への対応力が高まり、新たな購買機会の創出が期待されるという。