2025年6月30日8:17
ラクスルバンクは、2025年内のサービス開始に向け、GMOあおぞらネットとの間でBaaS利用契約書を2025年6月25日に締結し、BaaS(Banking as a Servic)を活用したサービスの開発を開始している。
ラクスルバンクは、ラクスルサービスを利用する中小企業の企業成長をスピーディにサポートし、利用者の課題に寄り添ったユーザー体験(UX)を提供する金融プラットフォームを構想している。
今回、銀行サービスにおいて、これらが実現可能なパートナーとして、GMOあおぞらネット銀行と協業することとなった。現在、GMOあおぞらネット銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可取得に向けた準備を進めており、許可取得後に同サービスの提供を開始予定だ。
ラクスルグループは、これまで印刷や広告など幅広い業務支援を通じて、累計登録300万を超える中小企業が利用してきた。その中で強く感じてきたのは、「金融」にまつわる課題が企業の成長を阻んでいるという現実だという。この経営課題に寄り添い解決することを目的に、ラクスルグループでは、金融プラットフォームの提供実現に向けて取り組んでいるそうだ。そして「ラクスルバンク」の提供により、中小企業のお悩みに寄り添い、経費削減や資金繰り支援を通じて事業成長を支援するとして、両社の提携に至った。ラクスルグループでは、「ラクスルバンク」を中小企業が成長するために必要な“戦略的インフラ”としての役割を担うことを目指す。
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ペイメントナビ編集部
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