2011年7月26日12:33
北海道とイオンは、2011年7月25日、包括連携協定の締結に合意したと発表した。今回の協定の目的は、北海道とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し北海道の一層の活性化と道民サービスの向上に協働して取り組むことである。
同協定により、北海道とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や自然災害対策、道産品の販路拡大のほか、環境保全活動や観光振興などについて両者で協力し、さまざまな取り組みを進めるという。
第一弾として、「ほっかいどう遺産WAON」を2011年7 月2 8日から発行する。同カードは、北海道のAEON(イオン)やマックスバリュなど約104店舗で販売をスタートし、その後順次拡大予定する予定だ。発行手数料は1枚300円で、カード販売目標は初年度5万枚。
イオンでは、同カードが全国のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部を「NPO法人北海道遺産協議会」に寄付し、北海道各地にある宝物を次の世代に引き継いでいく活動に役立ててもらうという。