2025年9月11日8:07
セブン‐イレブン・ジャパンは、人に代わってロボットなどで対応できる店舗業務を対象に“省人化ロボット”や“アバター接客システム”を活用するテストを、25年9月より開始している。
店舗におけるさまざまな業務の省人化を目指し、複数種類のロボットやアバターを1つの店舗に導入して効果検証する。今回のテストにおいては、補充品出し・清掃・接客のそれぞれをサポートするロボットやアバターを、東京都荒川区の「セブン‐イレブン荒川西尾久7丁目店」に導入する。また、都内の数店舗にも一部のロボットやアバターを導入して、テストを実施する。
今後、一般的な立地・商圏およびレイアウトの既存店にも拡大することを見据え、住宅立地に位置する通常レイアウトの店舗においてテストする。
さらに、省人化ロボットやアバター接客システムの活用を通じて店舗業務の工数を減らすことで、「セブンカフェ ベーカリー」をはじめとした新たなカウンター商品の拡販や売場管理の時間を創出して売上向上を目指すとともに、顧客にとって魅力的な店舗づくりを目指す。また、作業割当の見直しと最適化を通じて、店舗経費の改善策につなげていきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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