2025年9月28日7:00
ポスタスは、EMシステムズと、その子会社であるユニケソフトウェアリサーチおよびグッドサイクルシステムと共同で、NSIPS接続によるデータ連携機能を開発し、2025年7月30日より薬局向けPOSレジシステムの販売を開始した。

同機能開発により、薬局は会計データをPOSレジへ正確に取り込めるようになり、現金や未収金の管理を含む会計業務の負担を軽減するという。また、自動釣銭機やセミセルフレジ、各種決済端末との連携により、現金の計算ミス防止やレジ締め時間の短縮など、店舗業務の効率化を推進する。
さらに、ポスタスが提供する「POS+ retail」は本部機能も備えており、クラウドへ連携された店舗の会計データを集約・共有・分析することで、迅速な経営判断にもつなげる。
薬局では、薬剤師が会計業務を兼任するケースが多く、現金管理やレジへの金額入力ミスに伴う業務負担が課題となっていました。こうした状況を改善するため、ポスタスとEMグループは、2024年からPOSレジとレセプトコンピュータの連携に向けた取り組みを進めてきました。
今回の連携により、会計データの正確な取り込みが可能となり、薬剤師の負担を軽減。患者との「対人業務」により多くの時間を割けるようになり、親密なコミュニケーションによる服薬指導の充実が期待されている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト