2011年8月26日11:41
鹿児島県とイオンは、2011年8月25日、包括提携協定の締結に合意したと発表した。同協定の目的は、鹿児島県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し鹿児島県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことである。同協定により、イオンは、鹿児島県と提携して電子マネー「WAON」の活用や自然災害対策、県産品の販路拡大のほか、環境保全活動や観光振興などについて両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
第一弾として、2011年9月17日から、「世界遺産 屋久島WAON」カードを発行する。同カードがイオンの店舗をはじめファミリーマートやマクドナルド、吉野家など全国11万5,000箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部を世界遺産である屋久島の環境保全活動に役立てるという。
世界遺産 屋久島WAONは、鹿児島県内の総合スーパー「AEON(イオン)」や「マックスバリュ」など22店舗で販売をスタートし、その後全国へ拡大予定となっている。発行手数料は1枚300円(税込)で、カード販売目標は、初年度5万枚。