2026年6月22日8:00
セールスフォースは、2026年6月9日と10日に年次イベント「Agentforce World Tour Tokyo 」を開催したが、「Vポイント」を運営するVポイントマーケティングが事例セッションで登壇した。同社は、Salesforce Marketing Cloudを導入し、年間数十億通の配信基盤を刷新し、会員一人ひとりに最適なコミュニケーションを届けるOne to Oneマーケティングの実現を目指しているそうだ。

会員とのコミュニケーションやCRM再構築 個に寄り添うエンゲージメントへ
「Agentforce World Tour Tokyo 」では、Vポイントマーケティング カスタマーバリューマーケティング本部Vポイントバリューグロース部 清水大志氏が登壇。データ活用に向けた組織づくりや取り組みの全体像に加え、「Vポイント」のような大量の顧客基盤や情報をどのように整え、活用しているのかについて紹介した。
同社は2024年4月に「Tポイント」をSMBCグループの「Vポイント」との統合により、新ブランド名でサービスを進化させている。現在、1億3,165万人(年間アクティブユーザー6,200万)のV会員基盤をもつ、日本でも有数のポイント事業者となっている。この名称変更をきっかけに、BtoCはもちろん、BtoBの中でコミュニケーションをどう進化させていくかを日々考えてきた。
現在、Vポイントアライアンスは3,000社、16万店舗を誇り、V会員データ活用のメディア・コンサルティング、「レシタメ」などの新サービス展開にも力を入れる。V会員には、Vポイントをより貯めて、使ってもらうようなサービス展開により、「この2年弱でも数多く成長させてきました」と清水氏は成果を述べる。その中で、One to Oneの展開を図るため、会員とのコミュニケーションやCRM施策をよりアップデートさせているそうだ。
同社では、「企画中心から顧客中心へ」「マスマーケティングからパーソナライズへ」「静的セグメントから動的セグメントへ」という3つの観点でコミュニケーションの基盤自体の見直しを検討するなかで、セールスフォースのAgentforce Marketingを採用した。事前検証を踏まえて、MCE(Marketing Cloud Engagement / MCP(Model Context Protocol)を2025年5月の導入から3カ月となる同8月に運用を開始している。同9月には会員のランク制度となる「Vランク」(称号によってさまざまな特典がもらえるV会員向けサービス)を開始しており、MAツールを活用しながら現在もサービスは進化をし続けているとした。
累計100超のシナリオを3名の社員で構築 Vランクやキャンペーンの個客対応の成果は?
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