2026年6月26日8:00
「Moeny20/20 Europe」では、スタートアップ向けメディアセッションを開催した。今回は、Money20 / 20エコシステム全体から、直前に発表されたスタートアップピッチコンテストの優勝企業となったAviel Intelligenceをはじめ、Soft Bees、Vouchsafe、SAPI、Fraudio、Serene、将来有望なスタートアップ企業が集結した。各社は自社のプロジェクトを紹介し、メディア関係者からの質問に回答した。今回のメディアセッションには、1,500社を超える企業の中からわずか6社のみが選出されたそうだ。
AI活用で詐欺師の罠を発見するAviel Intelligence スタートアップピッチコンテスト優勝
当日は、「Money20/20」の投資家・スタートアッププログラムの責任者のダリア・カマール(Dalia Kamar)氏の進行でメディアセッションを行った。
スタートアップピッチコンテスト優勝のAviel Intelligenceは、さまざまなプラットフォームを監視し、不正者の罠を発見し、AIを使ったハニーポットを大量に送り込み、不正者と会話させることで、犯罪の時間を浪費させ、さらにマネーロンダリングに使われるミュール口座(犯罪に使われる別人の口座)情報をリアルタイムで特定するソリューションを提供している。銀行は同データを活用し、不正者の指示で一般の利用者が口座へお金を振り込む瞬間をブロック可能だという。

Aviel Intelligenceの共同創業者であるピーター・グリフィン氏は「Money 20 / 20のスタートアップ・ピッチ・コンペティションで、素晴らしいファイナリストたちを抑えて優勝できたことを大変嬉しく思います。金融詐欺は高度なインテリジェンスを駆使して規模を拡大しており、英国だけでも年間4億5000万ポンド以上、国際的には100億ドル以上が盗まれています」と話す。実際にイギリスでは5人に1人がお金を盗まれているという。現在の英国の規制では、被害者にとっては有利なことに銀行に責任が課せられているが、金融機関にとっては莫大な責任を負わされることになる。
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