2011年12月23日9:00
スマートフォンやタブレットなどを駆使するテッキーな若年層は、銀行のサービスよりGoogleやFacebook、あるいは携帯キャリアなどのサービスを支持しているのではないだろうか。
そういう仮説に立ってMarket Strategies Internationalは、2011年11月に2,000人を対象にしたオンライン調査を実施した。その結果はどうだったのか。
予想に反し、18歳~34歳までの若年層はそれ以外の年齢層にくらべ、銀行への信頼度が高かったのである。
18歳~34歳の若年層のうち46%はモバイル決済サービスを提供する金融機関を利用。17%は技術提供会社からのモバイル決済がいいと回答。10%は携帯キャリアが好きと回答している。
35歳~44歳のうち44%が金融機関を支持、11%が携帯キャリア、10%が技術提供会社だった。
55歳以上では51%がモバイル決済サービス会社、34%が金融機関支持派、11%が携帯キャリア、4%が技術提供会社だった。
年齢が高くなるにしたがって、銀行などの金融機関に対する不信感が高まってくるようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。