2011年12月31日9:00
会計ソフト最大手のIntuitは、世界中で使えるVisaのプリペイドカードを発行した。その主旨はなにか。
Intuitはスマートフォンを使ったアクワイアリングサービスGoPaymentを展開している。スマートフォンやタブレットにIntuitの端末をヘッドホンジャックに差込めばカードリーダとして使えるというサービスだ。
ビジネスモデルはSquareと同じ。対象もスモールビジネスだ。これだけではSquareに負けてしまう。なんとか優位性を出せないか。
そこで行き着いたのが、プリペイドカードの発行だった。
クレジットカードを受付けることができるのは当然だが、プリペイドカードも受付けられる。これだと当たり前。
Intuitが考えたのは、プリペイドカードで資金の引出しやショッピングができるようにしようというのだ。
Intuitは将来的にカードからカードへの送金も視野に入れているに違いない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。