官公庁・自治体の小規模出先拠点向けに出退勤データ入力システムを発売(アマノ)

2012年2月16日13:47

アマノは、官公庁や自治体の少人数出先拠点向けに、職員証(ICカード)とパソコンを連動した出退勤データ入力システム「c-clocking(シー・クロッキング)」を2012年2月6日から新発売したと発表した。 出荷は2月17日に開始し、価格は50クライアントライセンス(CAL)、ICカードリーダ込みで約240万円となる。

従来、官公庁や大規模な自治体では、庶務事務システムや職員情報基盤システムなどを利用した出退勤データのパソコン入力や、上記システムに連動するオンラインタイムレコーダーを利用した運用が行われてきた。また中核市未満の行政機関では就業管理に特化したパッケージソフトを利用するケースも多くある。しかし、人数の少ない出張所などの出先拠点では、大規模システムの導入ライセンスやオンラインタイムレコーダー設置に伴う導入コストが見合わず本庁舎とは切り離した別管理の運用が行われているのが現状だ。

今回発売するc-clockingは、少人数の出先拠点でも、庁内LANに接続できるパソコンさえあれば、低コストで本庁舎の出退勤管理システムと連携することが可能となり、すべての職員に対し、公平かつ正確な客観的時刻を記録することが可能となる。 また、MIFAREやFeliCa、TypeBなど、さまざまな規格のICカード(職員証)に対応できるという。

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