2012年4月8日9:00
スターバックスは顧客体験価値をあげるため、いちはやくMobile決済に取組んだ。スマートフォンでのバーコード決済は、従来のプラスチックカードにない新たな体験を創出した。
すでにモバイル決済のトランザクションは2,600万件を超えている。
サービスを継続改善するところが、スターバックスの強み。今回Mobile決済アプリのバージョンを更新した。そのために、POSシステムにも手をいれ、いままでにない機能を追加した。
ひとつがオートチャージ機能。残高がなくなると自動的に資金を追加する。スターバックスが選んだのはPayPalだ。PayPalの残高を追加したり、PayPalを決済ゲートウェイとして登録しているカードなどに連携して支払える。
ふたつ目がドライブスルーでのスピード決済。スマートフォンをレジ係にわたさずにスキャンできるようにした。スキャンは天候や夜間に影響されず、さまざまな車高に対応する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。