2012年4月10日9:00
Googleはオンライン検索広告で急成長したが、オフライン店舗での購入に結びついたかどうかを追跡することができなかった。
GoogleWalletでこの課題を解決しようとしているが、現状はまだ機能していない。
Googleはオフライン購入のデータを取得するための施策として、Google offers with Rewards(Googleリウォーズつき特典)のβ版を発表した。
消費者がクレジットカードを登録して利用すると、自動的に特典がもらえるというサービスだ。これによって、オンライン販促からオフラインの利用までを追跡できるようになる。
これはAmexが実施しているスキームと同じ。FacebookやTwitter、foursquareとクレジットカードをSyncさせ利用すれば、自動的にキャッシュバック特典がもらえる。
Googleでは検索広告以外にもこのスキームを活用する考えだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。