2012年4月20日7:08
Visaは、「ワンタイムパスワード(動的認証サービス)」に関する意識調査を行った。調査の実施機関はマクロミルで、半年以内にネットショッピングを行っており、クレジットカードを持っている20歳~59歳の男女を対象にインターネットリサーチを実施。有効回答数は、事前調査が4万806サンプル、本調査が500サンプルとなった。
まず、ワンタイムパスワードの認知度について尋ねたところ、約半数がサービスについて知らなかったと回答した。一方、内容まで認知している人は全体の32%だった。性別で見ると、男性でサービスの内容まで知っている人は42%と、女性の22.9%を大きく上回った。
ワンタイムパスワードを使用した本人認証サービスを内容まで知らなかった人に、改めてサービスの内容を提示し、同サービスを利用したいのかを聞いたところ、「ぜひ使いたい」が16.5%、「使いたい」が38.5%と、半数以上が利用意向を示した。ネットショッピングでのカード利用状況別にみると、いつもクレジットカード決済をする人の60.4%が、またクレジットカード以外の決済が多い人においても60%が「使いたい」と回答した。
ワンタイムパスワードのサービス内容までは知らなかったが、利用意向のある人に同サービスを使用した本人認証サービスを利用したい店舗について聞いてみると、「総合ショッピングモール」が88.8%、「その他の通販サイト」が71.8%と上位にあがった。性別で見ると、女性は男性に比べ「その他の通販サイト」や「海外の通販サイト」の割合が高いことがわかったという。