2012年5月14日20:35
キヤノンITSメディカルは、企業や自治体、学校等に法定健診を手がけている健診機関向けに、健診データ収集システム「ハンディ健診3.0」を2012年6月上旬より発売開始すると発表した。
同社では、2007年から健診データ収集システムの開発・導入に携わってきた。これらの実績を生かしハンディ健診3.0では、受付、検査、データ回収まで統合したワークフローを提供するという。また、マルチデバイスとしてハンディターミナルとWindows 7搭載PCに対応。非接触ICカード技術方式「FeliCa」に対応する。
例えば、受付では、定期健診、がん検診等のコース選択、検査項目の追加・削除、予約のない受診者への受付等の機能が求められる。また、検査時はデータや画像・検体番号の収集、さらに終了時にはICカードに記録されたデータを回収し、未実施検査をチェックする機能が必要となる。ハンディ健診3.0では、これら一連の業務を統合したワークフローを提供するという。
また、キヤノン電子製のハンディターミナル「PRea AT-100F」とタブレット等のWindows 7搭載PCに対応する。これにより、ハンディターミナルと同一の運用を実現し、用途に応じた機器選定が可能となる。