2012年8月10日9:00
米消費者のスマートフォン利用実態がさまざまな情報ソースから発表されている。その中から興味深いものをピックアップしてみた。
決済手段としてモバイル決済に興味をもっている米国人はふたりにひとり。そのなかで過去3カ月にモバイル決済を使った経験がある人は50%もいた。つまり米国人の4分の1はモバイル決済利用経験者である。
スマートフォンでのショッピング利用者は男性59%に対し、女性は54%だった。タブレットショッピングはスマートフォンより利用者が多い。女性のタブレット利用者は77%、男性は74%だった。
毎月モバイルコマースでいくら使っているのだろうか。1ドルから20ドルが最も多く32%、21ドルから40ドルが12%、41ドルから60ドルが16%、61ドル以上が10%だった。小額決済が多い。
米国のモバイルコマース市場は2016年までに310億ドルになると予測されている。2012年予測は100億ドルだから、4年後には3倍になる。そこにビジネスチャンスがある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。