2012年8月22日15:30
ロイヤリティ マーケティング(LM)は、「けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト」において共通ポイントプログラム「Ponta」のサービスを提供すると発表した。
同プロジェクトは、2010年4月に、「けいはんな学研都市」が、経済産業省により「次世代エネルギー・社会システム実証地域」の選定を受けて開始されたものである。25の企業、自治体、団体が協議会を結成し、協議会が町全体の運輸、業務(ビル)、家庭の各部門において省エネ・CO2の実証を進めるとともに、需要者に働きかけて電力の需要抑制と負荷平準化の効果が検証されている。
同プロジェクトを運営するけいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト協議会は、2012年8月22日から、同プロジェクトのデマンドレスポンスの実証に協力してもらうインセンティブとしてPontaを導入する。産学官との取り組みは、LMにとって初の試みとなる。
具体的には、①HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)や太陽光発電等を備えた一般家庭14邸、②BEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)を備えた複合ビル(けいはんなプラザ)のテナント等、③EV(電気自動車)充電管理システムの実証に参加するEV所有者に対するインセンティブとしてPontaポイントを付与する。
第一弾として、8月22日から、HEMSの実証において導入され、BEMSとEV充電管理システムの実証については、11月以降に導入される予定だ。14邸の家庭や「けいはんなプラザ」のテナント、EV所有者等は、CEMS(地域エネルギーマネジメントシステム)からのデマンドレスポンスや省エネの要求に応え、その貢献度合いによってPontaポイントを獲得することができるという。