2012年8月29日9:00
モバイル決済ソリューションを提供するSquareが、利用料の定額制を導入した。従来は1トランザクションにつき、取扱高の2.75%だった。
定額制は月額275ドルの利用料。年間25万ドル(約2千万円)までをプロセスする加盟店が対象だ。1回のトランザクション上限は400ドル。
単純計算すると、現行の手数料体系では、月間1万ドルで275ドルになる。つまり年間12万ドルそれ以上の取扱高から25万ドルまでであれば、定額料金のほうがトクになる。
手数料の対象はカードリーダを使った場合のみ。手入力でカード番号を打込む場合は、従来の3.5%+15セントが適用される。
定額料金性というのは、アクワイアリングのビジネスモデルを破壊する革新的な発想だ。
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。