2012年10月19日9:00
米国でバーチャルスーパーを展開するピーポッド(Peapod)は、駅構内の壁面や看板を商品カタログとして活用し、スマートフォンで購入できるようにした。
駅構内の壁面やプラットフォームの看板に商品画像をカラーで大きく表示。各商品にはバーコードをつけ、スマートフォンでスキャンすれば詳しい商品情報にアクセスできるようにしている。
電車の待ち時間や、通勤途上に気になる商品をチェックして申込むと、商品がすぐに届けられるというスタイルが受けている。利用者はピーポッドのアプリをダウンロードする必要があるが、実にユニークな発想だ。
商品のなかには地元のブランドやレストランのメニューも掲載されている。すぐに調理できるものや、すぐに届けられるものも含まれている。
シカゴでの実証実験の結果が予想以上によかったため、ニューヨーク、ボストン、ジュージャージ、フィアデルフィア、シカゴ、ワシントンなど、全米で100カ所以上の駅で展開することになった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。