2012年11月7日9:00
Squareは名前と顔写真で決済できるカードケースを開発した。それをペイウイズSquareに改め、さらに今回Squareウォレットに名称変更した。
名前を変えるたびに利用者の機能をアップしている。Squareウォレットは、ショップカードを格納できるだけでなく、利用特典を簡単に選べるようにした。
アップルのパスブックを意識しながらも、ユーザインターフェイスに工夫を凝らしている。もはやSquareは無料のカードリーダでスモールビジネス加盟店を開拓するだけの会社ではない。スマートフォンやタブレットを活用した総合的な決済ソリューションを提供する会社なのである。
米国では2年間で200万加盟店を獲得。取扱高は今年80億ドルを超えると予測している。この実績をもってSquareはカナダに進出することになった。
最初の海外展開は日本ではなく、カナダだった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。