2013年2月18日9:00
カナダでは社会コストの削減と経済の活性化のため、ペニーの製造と流通をすべて廃止した。1ペニーの製造コストだけで額面以上の1.6セントかかっていた。
これを受け、米国政府も真剣にペニーの廃止について考えている。現在米国の1ペニーの製造コストは2.41セントもかかっているのだ。
2006年以降、額面を超えた製造コストがかかっている。
米国政府はペニーにかわる決済手段を調査しているが、造幣局は完全廃止の決定までにはもっと十分な調査が必要だとしている。
ペニーは米国で最も大量に流通している硬貨。素材を変えるだけでも大幅なコストダウンになるという。米国のペニー廃止はまだ遠い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。