2013年3月15日9:00
英国に本拠をおく小売流通大手のテスコは、世界最大のマルチチャネル小売業をめざすと発表した。
そのために、フェイスブック欧州のエグゼクティグを採用。多くのオンラインエンタテイメントストアを立ちあげ、アマゾンと戦う体制を整えた。
テスコは2011年に映画とテレビを運営するブリンクボックスの株式の80%を取得した。これはアマゾンやアップルにとられていた音楽や動画サービスの防衛策といわれている。
ブリンクボックスのオンラインサイトはテスコのオンラインストアとは一線を画している。しかし、テスコはリアル店舗の店頭でも大々的にブリンクボックスを宣伝することになった。
テスコにとって、アマゾンやアップルは脅威。きびしい競争に打ち勝つため、オンラインとオフラインのすべてのチャネルを通じてサービスを提供する方針を打ちだした。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。