2013年2月11日9:00
Facebookはアプリセンターを構築し、プラットフォーマートして第三者への利用を拡充する方針だ。そこで課題となるのが決済政策。Facebook内でどのような決済を整備すればいいかを考えている。
そんななか、開発者向けの支払い方法、つまり現金引出しのセキュリティがいまホットな課題になっている。特にPayPal口座への払出しだ。
PayPal口座を利用する新規開発者には、本人認証のレベルを上げる。特に中国、インド、ブラジルのような新興市場では厳密な本人認証を要求している。
そのために、開発者には法人登記簿やID、写真などを徴求。マネーロンダリングが追跡できるようにしている。
Facebookは米国内のいくつかの州と、海外の国々で送金サービス事業者のライセンスを保有している。そこできびしく問われるのがマネーロンダリング。
PayPalでの現金引出しで本人認証が強化される国は、上記以外にアルゼンチン、オーストラリア、インドネシア、イスラエル、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、韓国、スイス、台湾、タイ、トルコ、そして日本も含まれている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。