2013年3月24日9:00
英銀のRBS(ロイヤルバンクオブスコットランド)とNatWest(ナットウェスト)は、モバイル個人間送金をスタートした。Visaカードの保有者ならだれでも簡単に送金できるサービスだ。
英銀はこのサービスでキャッシュレス社会に一歩近づくと表明している。英国では、国や金融機関がキャッシュレス社会創造への工程表を作成しているが、現金を駆逐するための手段としてモバイルとプリペイド、そして非接触決済をあげている。
カードを利用したモバイル送金で、相手の銀行口座情報を知らなくても、簡単にすばやくお金を送ることができるようになる。当初は特定の顧客に絞り込んでサービスをスタート。結果を検証しながら全顧客へ拡大する予定だ。
RBSとNatWest顧客はモバイルアプリをダウンロード。Visaカードと携帯電話番号があれば送金できる。カードはクレジット、デビット、プリペイドのいずれも可能だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。