2013年6月18日15:31
楽天は、2013年6月18日から、スマートフォン・タブレット端末でクレジットカード決済ができるサービス「楽天スマートペイ」の決済手数料を従来の4.9%から3.24%に改定したと発表した。
楽天スマートペイは、楽天が2012年12月6日から提供しているスマホ決済サービスである。楽天では、個人事業主や中小企業のオーナーが、初期費用が高いなどさまざまな理由でクレジットカード加盟店契約を見送っていた状況において、スマホを活用した新しい決済サービスを提供している。まだ楽天に出店していない店舗ならびにリアル店舗を経営する楽天市場や楽天トラベル、楽天ダイニングなどに参画する店舗や宿泊施設への営業活動も実施しており、現在飲食店や宅配、ファッション、宿泊施設などの加盟店が順調に伸びているそうだ。同社では今回、国内の個人事業主や中小企業のオーナーに、同サービスを導入しやすく身近なサービスにしてもらうために、決済手数料を3.24%に改定したそうだ。
また、同サービスでは、楽天銀行を新規開設後、振込口座を楽天銀行に指定し、1,000円以上決済されると、初期費用(カードリーダー含む)が実質無料(通常は2,980円)になるキャッシュバックキャンペーンを7月末まで実施している。
一方で、楽天会員を楽天スマートペイ加盟店へ送客する施策としては、対象の楽天スマートペイ加盟店において楽天カードで決済すると、楽天スーパーポイントが2倍(100円で2ポイント付与)貯まる楽天カード会員向けのキャンペーンを、6月26日~7月末まで展開するという。