2013年7月26日9:00
いまや取扱高でVisaについで世界第2位になった国際ブランドChina UnionPayは、スマートフォンのアプリケーションを開発した。
アプリケーション名はシンプルに「ウォレット」。銀聯のカード口座に連携し、スマートフォンで決済できるようにした。一般のモバイルウォレットが提供している、位置情報や割引クーポンのダウンロードも可能だ。
中国では過去2年間モバイル決済やモバイルバンキングが浸透してきた。
銀聯モバイル決済はNFC非接触決済。NFCを搭載したモバイルで決済できるようになる。現在すでに130万台のNFCPOS端末が、スーパーや地下鉄、レストラン、一般小売店に設置されている。
銀聯NFC決済プラットフォームに参加した銀行は8行。中国銀行やCITIC銀行、上海開発銀行などである。
2013年上期に中国で売れたNFC搭載スマートフォンは700万台で、前年同期比551%アップだった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。