2013年7月23日8:00
NPO法人エティックとアメリカン・エキスプレス財団は、 第3回目となる「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」を2013年7月21日~23日の3日間、合宿形式で開催している。参加者は原則、創業5年以上の社会起業家、または、ソーシャル・ビジネスを展開する団体の経営層となっており、社会起業家を対象とする「サービス」に特化した研修プログラムは日本で唯一の取り組みであるという。
同アカデミーでは、社会起業家が3日間を通して、「サービス」のさまざまな側面をビジネス、NPO双方の第一人者から学び、顧客や社会が本当に必要とするサービスを提供するビジネスプランを練ることが目的となる。社会起業家が顧客や社会のニーズに対する理解を深め、より良いサービスを提供し、社会的インパクトの高い事業を展開することが同アカデミーの狙いとなっている
主催者より招待された研修生は、日本各地で社会問題をビジネスの手法で解決する社会起業家となる。教育、医療、地域活性、途上国支援など、さまざまな分野で活躍する社会起業家が一同に会し、グループワークやディスカッションを通して、新たな視点を得、ネットワークを築き、分野を超えてシナジーを育むことを目指している。
同アカデミーの総合監修は、ケア・センターやわらぎ代表理事/立教大学教授 石川 治江氏が務める。7月21日には、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル マーケティング副社長 須藤靖洋氏、大地を守る会 代表取締役社長 藤田 和芳氏、プレゼンシングインスティチュート コミュニティージャパン代表理事 由佐 美加子氏、エコカレッジ 代表取締役会長 尾野 寛明氏が講義を行った。また、7月22日には、西粟倉・森の学校 代表取締役 牧 大介氏が講義を行っている。