2013年7月31日15:44
ネット通販システムを提供するSAVAWAY(サバウェイ)は、2013年7月31日から、サイトに来訪した顧客ごとに画面デザインや内容を自動的に変えることができる、個別接客型・接客カートシステム「コレカゴplus」を発売開始すると発表した。
サバウェイでは従来、「マルチドメインカート」というカートシステム(ネットショップの買い物かご)を提供していたが、コレカゴplusによりカートシステムのアーキテクチャを根本から刷新した。
コレカゴplusは、蓄積された顧客データをセグメント化することによって、アクセスしてきた顧客の性別、地域、嗜好や購入履歴等を参照して、ショップ画面のコンテンツや画像、さらにはデザインの枠組み、レイアウトまで、特定の部分を個々に変えて表示させることが可能だ。
例えば、男性と女性ではサイトの見た目の印象が異なるように、デザインとメッセージを表示し分けることで、性別により異なる接客ができるようになる。また、提示されるお奨め商品の特定、情報カテゴリーの絞り込みも行うことが可能だ。
さらに、サイト上で一番インパクトがあって、来訪者が最も注目する部分のデザインやコンテンツ部分についても、初めて購入される人には【初回購入特典】、お得意様には【お得意様限定プレゼント】など、インパクトのある形で表示(接客)できるのも特徴だ。
また、コレカゴplusは、購入ステップを1画面の中ですべて済ませることができる構成になっている。住所、氏名などの配送先情報から、決済方法、配送方法までをユーザーが1画面内で一括して入力することができるため、カートに商品を入れたのにもかかわらず途中で買い物を中断してしまう、いわゆる“かご落ち”を減少させることが可能だ。
加えて、スマートフォン、タブレット、PCなど多様なマルチデバイスにも標準対応。また、楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonなど各種モールへの出品を一元的に管理できる多店舗展開機能とも連携できる。
コレカゴplusの価格は、登録する商品点数により異なるが、商品点数500点まで(容量1GB)で、初期費用 2万2,050円(税込)、月額 2万1,000円(税込)からとなる。サバウェイでは、初年度1,000社への導入を目標としている。なお、サバウェイでは現在、同サービスに関する仕組みを特許出願中だ。