2013年8月5日9:00
米国のモバイルベンチャーであるレモン(Lemon)は、2011年の設立。スマートフォンカメラでレシートをスキャンし、デジタル化するサービスをスタートした。
2012年には、レモンウォレットをスタート。決済カードやロイヤルティカード、保険証などを搭載できるようにした。
そして2013年7月、レモンのウォレットと連動する加盟店向けの決済サービスを開始した。現在レモン利用者は300万人。かれらを加盟店に誘導する仕掛けである。
決済サービスは利用者も加盟店も無料という大胆なビジネスモデル。しかし、プレミアムサービスを受けるには、月間4.99ドル、年間では39.99ドルの負担がウォレット利用者にかかる。
アドバイザリーには、シティバンクの元CEOジョンリードやVisaインターネットのカールパスカレラなど、そうそうたるメンバーが名を連ねている。
Lemonのサービスは、Appleのようにたくさんの実をつけることができるのだろうか。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。