2013年8月20日13:33
インターネットショッピングサイトを運営するネットプライスは、スマートフォン版「ちびギャザ」を「ネットプライス」と名前を変更するなどのリニューアルをし、2013年8月13日から、スマートフォン版「ネットプライス」のベータ版の提供を開始した。9月上旬まで並行運用を行う。
同社では、ネットプライスの利用者のスマートフォン利用動向(2012年7月1日~2013年6月30日)の結果や顧客の声をもとに、ユーザビリティをさらに強化したインターフェースにすべく、今回のリニューアルに至った。
スマートフォン利用動向のアンケートでは、時間や場所に応じてデバイスを使いわける、スマートフォンとPCのデバイス併用者は、スマートフォンのみ使用者と比べ、サイトへの訪問回数が多く、購買回数が2倍以上、客単価も2倍以上となった。
リニューアルでは、まずカートの共通化を図った。これまでは、各デバイスでカートが分かれていたが、今回、PC・スマートフォン・スマートフォンアプリでのカートの共通化を実現。これにより、通勤時間中はスマートフォンでお気に入り商品をカートに入れ、帰宅後にPCで改めてその商品を吟味する等の購買方法が可能となる。
また、5ステップあった購入フローを3ステップに短縮。「お買い物が完了するまでに時間がかかる」というユーザーの声を元に改善したそうだ。
さらに、1つ1つの商品画像を従来よりも見やすく大きく表示。「画像が小さくて見づらい、購入の判断をする際に迷ってしまう」というユーザーの声を元に改善を図った。今後ネットプライスでは、スマートフォンのユーザーインターフェースの更なる最適化をめざし、スマートフォンの取り組みを強化していくそうだ。