2013年8月26日16:24
ジェーシービー(JCB)は、2013年8月26日から、後払い型の電子マネー「QUICPay」を10歳から利用可能な新商品「おこづかいQUICPay」の申込み受付を開始すると発表した。
おこづかいQUICPayは、JCBカード会員がその子供などを利用者として設定し、利用者のおサイフケータイ対応の携帯電話やスマートフォンで買い物ができるサービスとなる。申込者が、月3万円を上限として1,000円単位で利用可能額を設定できるため使いすぎの心配がなく、また、チャージが不要なので現金の受け渡しも発生しない。利用金額は、申込者が事前に登録する申込者名義のクレジットカードから引き落とされる後払いとなる。
さらに、3時間に1回、利用金額のメール通知を受けることができるほか、JCBの会員専用Webサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」で利用日・店名・金額を確認できるので、未成年でも安心して使用できるという。
なお、後払い型の電子マネーで、小学校高学年のこどもでも利用できる決済サービスは、おこづかいQUICPayが日本で初となる。
JCBでは、今回のおこづかいQUICPayの開始により、QUICPayの利便性を一層向上させることに加え、将来、クレジットカードや電子マネーの発行対象となる若年に対し、早くから金銭感覚を養うとともにお金の使い方を教える機会を提供すること、また、これまで男性中心だったQUICPayユーザーを、主にこどもの母親として想定される20代から30代以上の女性に拡げることを目的としている。