2013年8月27日17:36
三菱UFJニコスはこのほど、Visa加盟店でのネット通販で利用可能な前払い式決済サービス「e-さいふ」のチャージ代金を、コンビニエンスストア等の店頭で前払いできるよう、専用のスクラッチカード「e-さいふVisaバーチャルプリカ」の販売を決定し、第一弾として全国のサークルKサンクス約6,300店で取り扱いを開始した。
e-さいふは、予めインターネット上の専用口座を開設し、前払いでチャージ(入金)しておけばその範囲で、Visa加盟店でのネット通販の支払いに利用できるサービスとなる。従来、口座への入金手段がクレジットカード払いのみであったが、今回、実店舗で前払いできるe-さいふVisaバーチャルプリカを販売する。
e-さいふVisaバーチャルプリカは、クレジットカードサイズ大の紙製スクラッチカードで、対象年齢を18歳以上に限定している。裏面のスクラッチで覆われた箇所には、購入した金額が「e-さいふ」口座にチャージできるコード(英数字)が刷り込まれている。販売する券種は、3,000円(販売価格3,300円)、1万円(販売価格1万400円)の2種類となる。サークルKサンクスでは、5,000円の券種も今後販売する予定だ。
なお、今回の方式によるチャージの手続きは、①顧客が店頭でその券種を選び、レジで代金を支払い、②「e-さいふWEBサイト」にアクセスし、スクラッチ部分を削り、チャージコードを確認して必要項目を専用画面に入力、③「e-さいふ」口座に該当金額部分のチャージが完了、ネット通販利用へ――となる。
同社では、e-さいふVisaバーチャルプリカの販売目標を初年度13万枚に設定。今後、取扱提携網を拡大していく予定だ。