2013年12月12日23:21
カルチュア・コンビニエンス・クラブ エンタテインメント事業本部は、映画など映像作品の視聴方法の多様化に対応するため、インコム・ジャパンのPOSA 技術を活用したプリペイドカード「映像プリペイドカード」を全国のTSUTAYA店舗のうち1,130店舗にて販売を開始したと発表した。映画ソフトを、POSA技術を活用して販売する取り組みは国内初となる。
「映像プリペイドカード」はタブレットやスマートフォンなどの多様なデバイスでストリーミングもしくはダウンロードによって映画を購入(EST=Electronic Sell Through)し、作品を何度も楽しめるカードとなる。
映像配信の仕組みはタブレット、スマートフォン、PC、テレビのマルチデバイスに対応し、国内最大規模の作品数をもつT-MEDIAホールディングスが運営する映像配信サービス「TSUTAYA TV」のシステムを利用する。
利用者は、店舗でカードを購入後150日以内にカードの裏面に記載されているURLから利用者登録後、カードに記載された10桁のPINコードを入力すると、映像作品が「購入済リスト」に追加される仕組みとなる。作品の視聴はタブレット、スマートフォン、PC、テレビのマルチデバイス対応となっており、登録したIDでログイン後、購入済リストから作品を選択し、視聴ができる。なお、タブレット、スマートフォン、PCでの視聴時には視聴用アプリ(無料)のインストールが必要となる。
当初の販売タイトル数は、『アフター・アース』『パシフィック・リム』などを含む映画など19タイトルで、販売価格は映画ソフトが2,381円(税抜)からとなり、作品により価格は異なる。また、今後取扱タイトルは順次拡大していくという。