2014年7月15日16:04
ウェブペイは、同社が提供する数行のコードで導入可能なカード決済「WebPay」に、個人事業主でも数分で導入できるカード決済機能「WebPayショップ機能」の提供を開始し、CtoCコマース向け決済事業を2014年7月15日より本格的に展開すると発表した。
「WebPayショップ機能」の利用により、CtoCコマース事業者は1~2週間でカード決済機能が導入できるようになり、「WebPay」を導入したCtoCコマースサービスに出店する個人事業主は「数分」でカード決済機能が利用できるという。
フリーマーケットへの出品はもとより、イラスト・写真などのデジタルコンテンツから、空きスペースの貸し借りまで、オンラインでモノやサービスを売り始めることができるという。
従来、フリーマーケットアプリや個人が出店できるネットショップなどのCtoCコマース事業者は、カード決済導入時に、すべての出店者へのカード加盟店審査、出店者ごとの決済の可否の管理など、カード会社との交渉やシステムの導入に何カ月もかかっていた。2013年頃よりCtoC市場は急激に拡大したが、カード決済導入の敷居が高いCtoCコマース事業者からは、カード決済をかんたんに導入したいという要望が強まっていたそうだ。
2013年に開始した「WebPay」は、ペイメントカード業界のセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠している。また、カード決済の導入期間の短さと、決済手数料2.69%~の設定により、現在までの登録事業者数は数千に達しているそうだ。