2014年8月8日9:00
アフリカで最も人口の多いナイジェリアに降り立ったPayPalは、第1週に数万人規模の新規顧客を獲得した。
当初ナイジェリアにはEコマースのニーズがあるのかという懸念があったが、英国や中国、米国から商品を購入している。
確かに多くのアフリカ諸国では、Eコマースはまだ黎明期だが、南アフリカの携帯電話会社MTNが出資しているジュミア(Jumia)のようなオンラインショップが拡大している。
ジュミアはナイジェリアのオンラインショップ。ナイジェリアで4月に10万人の新規顧客を獲得し、売上は毎月15%増加している。
PayPalのアフリカ進出の第1弾は南アフリカで、いまから4年前。2013年にケニアに進出し、そして今回ナイジェリアとなった。アフリカのモバイル浸透率は高い。今後オンライン決済は大きな市場となるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。